府川町長（左）と申請者 ＝19日・開成町民センター
開成町（府川裕一町長）が認定する「開成ブランド」の第２回審査会が３月19日、開成町民センターで開かれ、申請があった６産品の中から新たに３品がブランド認定された。
今回、開成ブランドに加わったのは「開成いなり」（申請者・魚常 惣菜ユキコ）、「開成米粉クッキー」（同・武藤幸恵）、「開成・開運かざぐるま」（同・開成町商工振興会かざぐるま委員会）の３品。当日は申請者によるプレゼンテーションの後、町長や町農業委員ら10人からなる審査委員が見た目や独創性、町がイメージできるかなど５項目を審査した。
いなりとクッキーは原材料に町内産の米を使用し、パッケージや商品自体にアジサイや瀬戸屋敷など町をイメージさせる工夫をしている点などを評価。かざぐるまは改良を重ねながら、すでに町のイベントなどで販売され「かざぐるまの町・開成」として浸透してきている点などが認められた。
開成ブランドは、町内で生産・開発され、開成町らしさなどの要件を満たした産品をブランド認定することで、観光客へのもてなしや町の魅力発信、地域活性化などの町おこしに活用していこうというもの。町では昨年12月に１回目の審査会を開き、８品を認定している。認定品は開成町が関わる町内外のイベントなどで広く利用され、町の魅力発信に一役買うことになる。町では今後、年１回審査会を開いていく予定。
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