大井町西大井のNEC湘南テクニカルセンター敷地内で23日、上大井小学校の5年生69人が、紙の原料になる植物「ケナフ」の種まきを行った。
NECと同校では、子どもの環境学習に役立てようと1999年からケナフの合同栽培を実施している。
今年は80平方メートルの栽培地に400本のケナフを育てる。5年生児童はNECの社員からケナフの特徴や種のまき方などの指導を受けた後、ケナフの種を1粒ずつ丁寧にまいていった。作業後には児童から「ほっといても育つ?」「普通の紙と何か違うの?」などの質問が次々と出ていた。
種は数日で芽を出し、8月には高さ3〜4mまで成長する。NECでは敷地を開放し、夏休み中に子どもたちが観察できるようにする。成長したケナフは11月に児童たちの手で刈り取られ、次年度卒業生の卒業証書などに利用される。
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