神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2014年8月30日 エリアトップへ

防災の日特集 土砂災害から身を守る 情報収集も有効な手段

社会

公開:2014年8月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
気象庁「高解像度降水ナウキャスト」(スマートフォンの画面より)
気象庁「高解像度降水ナウキャスト」(スマートフォンの画面より)

 広島市で8月20日未明に起こった大規模土砂災害では、土砂災害防止法に基づき都道府県が指定する警戒区域や特別警戒区域の外でも被害が発生し、改めて「自助」の重要性が注目されている。

 土砂災害防止法では、【1】土石流、【2】地すべり、【3】がけ崩れ-の3種類の被害を想定し、都道府県が警戒区域と特別警戒区域を指定。これに基づき各自治体がハザードマップを作り住民に周知することになっている。

 足柄上地域では山北町で94カ所、松田町56カ所、南足柄市も58カ所が土石流の警戒区域に指定されているが、大井町と開成町は指定に至っていない。さらに、地すべりやがけ崩れについても順次、県が調査を進める見通しだが、指定時期については未定だという。

 警戒区域は県ホームページで地域ごとの検索が可能(「神奈川県土砂災害警戒区域」で検索)。

 自分の住む場所が警戒区域にあるかどうかは減災につながる大切な要素だが、警戒区域外でも土石流が発生した広島の災害を教訓とすれば、住民が主体的に情報収集することも重要だといえそうだ。

 例えば、気象庁が8月7日に運用を開始した「高解像度降水ナウキャスト」は、30分先までの5分ごとの降水域の分布を250m四方の細かさで予測し5分間隔で最新情報が得られる。  この情報はパソコンやスマートフォンで見ることができ、強い雨を降らす雲がどちらに進むか分かるため、局地的な豪雨を察知した早めの避難にも役立てられる。

 行政が発令する土砂災害警戒情報もこうしたレーダーによる情報をもとに判断しているため、個人でも情報収集できれば減災に役立てられる可能性が高い。
 

足柄版のローカルニュース最新6

神奈川の食の魅力PR

神奈川の食の魅力PR

10月に展示会 出展者募集

4月26日

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

4月25日

催しいっぱいセンター祭り

南足柄市で巡視パレード

南足柄市で巡視パレード

市「交通安全意識の高揚に」

4月20日

初夏の生きもの探そう

初夏の生きもの探そう

5月18日 大井町で観察会

4月20日

児童相談員を募集

南足柄市

児童相談員を募集

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook