寄 稿 60周年を新たなスタートに 開成町長 府川裕一
町制施行60周年安定的な発展を
今年は酒田村と吉田島村が合併して60年という大事な節目の年です。
開成町は大きく発展してきました。これは先人や町民の皆様のご尽力の賜です。都市計画を徹底し、長期ビジョンに立って漸進的に進めてきたまちづくりの成果です。私はこの路線を継続しつつ新たな視点を加え、町の安定的な発展を目指します。
子どもを産み育てやすい町づくり
子育て支援充実の一環として、小児医療費助成制度を小学校6年生まで拡大して医療費を無料化します。
駅前の産婦人科医院と小児科クリニックの開院に併せて子育て支援センターを開設し、子どもを産み育てやすい環境づくりを加速させます。定住人口増により、急行停車駅を目指します。
国際交流でアジアの平和を
5月8日から11日に、東アジアの文化人を中心とした200人位の大きな国際学会を町内で開催します。
足柄の歴史再発見クラブ、関西大学、法政大学、中国・復旦大学の援助を得、「文命」が大きなテーマの一つに取り上げられます。
開成町からアジアの文化交流・国際平和への願いを発信し、60周年の新たなスタートにしたいと思います。
5社と浸水災害協定
町民の命を守る水害対策として、パナック工業(株)・富士フイルム(株)先進研究所・県西土木事務所・トルク工業(株)・エース物流サービス(株)小田原センターの各社様のご理解により、浸水時の一時避難所とさせていただくことになりました。
あじさい公園水路で小水力発電稼働
あじさい公園舞台棟東側の水路に、まもなく「小水力発電設備」が完成します。
町の豊かな水路と水源を活用した自然エネルギーの誕生です。実益とともに、子どもたちの好奇心や科学への関心を呼び起こす場所になれば嬉しい限りです。
開成弥一芋(やいちいも)ブランド化
開成町ゆかりのサトイモ「開成弥一芋」の普及拡大のために開成弥一芋ブランド推進協議会を発足させました。小売最大手イオンリテールと連携し、「フードアルチザン(食の匠)」にも認定されました。県内で初めての取り組みです。町の新たな名産品として育てていきたいと思います。
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