開成町戦没者遺族会(古屋宰会長)主催の「戦争体験・平和講演会」が、3月7日(土)に開成町民センターで開かれる。入場無料。
戦争の悲惨さや平和の大切さを語り継ごうと、遺族会が戦争体験者などを招いて毎年開催している講演会。今回は「戦時下の小田原地方を記録する会」の井上弘さん(59)を講師に、戦時中の足柄平野の状況について、当時の写真や体験者の証言などの貴重な記録を見ながら話を聞く。
将兵1万人が駐留
井上さんは熱海市立第一小学校の校長。小田原市在住で、母親は開成町の出身。
地元の近現代史をテーマに40年間研究を続け、小田原市史の編纂にも関わった。井上さんは「戦争末期には本土決戦のため、足柄平野に1万人近い将兵が駐留していた。また終戦の日の早朝の小田原空襲では約400軒が焼失した。戦後70年を迎えた今、平和の大切さをかみしめる機会にしてもらえれば」と話している。
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