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足柄版 公開:2015年7月25日 エリアトップへ

大井よさこいひょうたん踊りの普及に取り組んでいる 武田 純子さん 大井町金子在住 68歳

公開:2015年7月25日

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踊りの熱を地域に

 ○…ひょうたんによる町おこしに取り組む「大井町ひょうたん文化推進協議会」で踊り部門の責任者を務める。夏の一大イベントのひょうたん祭を前に、自治会単位などで多くの町民が参加するよさこい踊りの指導にも熱が入る。「よさこい踊りは楽しむことが一番。本番では踊る人、見る人も、祭りに参加するみなさんに盛り上がってもらって、元気なイベントにしてもらいたい」と祭り当日を心待ちにしている。

 ○…協議会との出会いは1999年。「みんなが一緒になって夢中になれる踊りを」と、よさこい踊りが取り入られ始めた頃にメンバーの一人として活動に参加するように。踊りの経験があったことから、リーダーを任され、研修で参加した本場高知のよさこい祭りで参加する人々の「熱」に衝撃を受けた。「よさこいを地域の文化としてさらに根付かせたい。元々自己主張はしない性格だったけど、協議会の活動が自分を変えてくれた」と振り返る。

 ○…愛川町で生まれ、八王子、三鷹で青春時代を過ごした。「あなたは姿勢が悪いから」と母と姉と一緒に日本舞踊を始め、中学ではリズムダンス、40代ではフラメンコにも挑戦した。30歳で結婚し、夫の仕事の拠点があった大井町に移り住んだ。「この町に来るまでは地域活動をほとんどしたことがなかった。踊りが地域と自分をつなげてくれました」。日課としている愛犬の散歩で出会う人も顔見知りばかりになった。

 ○…活動を共にするメンバー35人の平均年齢は66歳。「みんな”熱”をもって参加している。若いメンバーもいるが、後継者の育成もこれからは大切」と、10年前からは町内2校の小学4年生に指導を続けている。「教えた子どもたちもそろそろ成人を迎える時期。小学生で覚えたよさこいひょうたん踊りを大人になった子たちが踊るような流れにしたい。一緒に活動してくれる日を楽しみにがんばりたい」

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