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介護疲れのない地域に 喀痰吸引等実地研修施設に 取材協力/高台病院
高台病院と介護老人保健施設あじさいの郷を運営する医療法人陽風会(北原信夫理事長)高台病院がこのほど、県の要請を受け喀痰吸引等研修事業の「実地研修施設」となった。さらに11月には南足柄市内の介護3施設を傘下に入れ、医療介護サービスの充実を図っている。
高台病院の今
開設から32年を迎え、現在は「医療型療養病床」として地域に貢献。介護している人が休憩するための短期入院(レスパイト)や介護施設に戻るための入院にも対応している。
看護師、介護職員を統括する羽田澄子部長は「吸引ができる介護職が介護施設にいなければ高齢者の受け入れが難しいため、吸引等を指導する体制を万全にするなど介護職の育成にも着手している」と話す。
小規模多機能とは
今年11月に法人傘下に入った2施設が「小規模多機能型」と呼ばれる施設。
デイホームすいふようの郷(南足柄市関本・登録定員29人)と、リバーサイドすいふよう(南足柄市沼田・登録定員18人)では、介護する家族に配慮した24時間365日体制の「通い」「宿泊」「訪問」が看護師常駐で提供されている。
つまり、医療依存度が高い人でも、慣れ親しんだ地域での生活を可能とし、家族にとっても”続けられる介護”を支援するのが小規模多機能施設だといえる。
同院では「今後も介護職のスキルアップをさらに図り、経験豊かな人的資源を活かし介護疲れのない地域の実現を目指していきます」としている。
ご相談は同院内地域医療連携室までお気軽に。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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