南足柄市在住の實方誠一郎さん(41)が執筆した忍者活劇「風魔伝」が、12月12・13日に小田原市生涯学習センターけやきで上演され、客席が喝采に包まれた。
作品のテーマは小田原北条氏に仕えたとされる風魔忍者。主役には天下一忍者決定戦(8月に小田原で開催)で、八代目風魔小太郎を襲名した柳沼慶樹さんを抜擢。現代の小太郎と戦国時代の忍者たちの出会いや友情を描いた。「忍者は調べれば調べるほどに面白かった。コミカルで観やすい、という感想も頂きました」。
實方さんが舞台に目覚めたのは足柄高校在学中、演劇部の手伝いで舞台に上がった事だった。役者として初めて拍手を浴びる満足感を知り、大学入学後に劇団「相模舞台同盟」を設立し、これまで座長として50作品以上を書き続けてきた。現在も新作を準備中で、来年3月に演劇のメッカ・下北沢で上演するという。
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