小田原市内の老舗料理店「だるま」で12月14日、魚供養が行われた。
魚供養は、同店が魚への感謝の思いを込め、1893(明治26)年の創業以来、年末の風物詩となっている。調理場横にある魚の下処理をする下流(したなが)しのまな板の上には、旬の野菜と果物、酒、塩、米を供え、供養した。
下流しには、廣澤季(すえ)会長をはじめ、宇山忠男社長、同店の板前20人が並び、日々の感謝を胸に手を合わせた。新田栄一総料理長は、「板前もこの供養をやることで気持ちが安らぐ」と話し、廣澤会長は、「今年1年の魚への感謝を忘れることなく、新しい年を迎えたい」と話していた。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|