大井町山田の相和会館向かいにある町有地で23日、上山田自治会(高橋和久自治会長)の有志らが花壇整備を行った。
作業には高橋会長の呼びかけに集まった大人12人と子ども6人が参加。事前整備で草刈りや大きな石などが除去された花壇にクロッカス200株、ジュリアン50株、パンジー50株、チューリップの球根200球を植栽。花の苗は高橋さん、腐葉土は開成町の園芸業者から譲り受けた。花壇には「見守り花壇」という名前が付けられ、交通安全ののぼりを持ったかかしも設置された。
花壇が整備された場所にはもともと道祖神が祭られていて、祭りの際には、石像周辺の草刈りなどが行われていたが、普段は草が伸び放題の状態になっていたという。整備に合わせて敷地の奥に設置されていた石像を手前に移設し、花に囲まれる形にした。
「上山田福祉の会」の会長も務める高橋さんは「自治会館がない上山田自治会では住民同士の交流機会が少なかった。花壇の整備や季節ごとの花の手入れを通じて住民同士が顔を合わせる機会ができれば、お互いに面識ができて見守り活動につながるのでは」と、花壇整備を思いつき、町役場との調整を経て、町有地の使用許可を取ったという。
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