松田警察署管内で発生した交通事故の犠牲者を供養し、1年間の交通安全を願う供養・祈願式が18日、国道246号線を眼前に臨む山北町向原の香集寺(高田翔哉住職)で営まれ、遺族や地元関係者らおよそ100人が参列した。
足柄地方安全運転管理社会(山本健一会長)が、同山や地元葬儀社(市兵衛葬装具店)などの協力を得て主催し、交通安全協力団体の関係者も出席した。
この日は昨年1月から12月までの交通事故犠牲者3名の物故者名簿が交通安全観音に収められた。観音堂を前に導師と僧侶3名が読経し、遺族も焼香して静かに手を合わせた。
供養・祈願式は1989(平成元)年から続いている。観音堂にはこの日までに192柱の物故者名簿が収められている。初めの8年間は二桁、9年目以降は一桁台で推移しているがゼロだった年はまだない。
犠牲者を供養した松田警察署の鎌田耕造署長は「誓いを新たにした今年元日に2名が亡くなった。犠牲者を減らしたい」と、自らの言葉を強くかみしめていた。
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