松田町の足柄上病院(玉井拙夫院長)で7日、地域の親子を対象に院内を案内し医療器具の操作などを体験してもらう「夏休みこどもワクワク体験」が開催され30組の親子が参加した。
病院へ理解を深めてもらう機会をつくることで、より身近な病院であることを感じてもらおうと同院が初めて企画。医師や看護師、事務職員ら15人で参加者の親子を迎えた。
レンジャーに扮した職員が手術室やヘリポート、院長室など日ごろは立ち入れない場所を「探検」と称して案内し、超音波振動による摩擦熱を使い止血切開する手術機器や縫合術などを医師や看護師が指導した。
腹腔鏡手術の器具を操作した中井町の久保りんかさん(中村小4年)は「難しかったけど楽しくできた。将来は看護師さんになりたい」と話し、夏休みの自由研究も兼ねて参加した。
家族6人で参加した大井町の会社員、栗田幸二さん(44)は「自分は上病院で生まれた。父も通院しているので普段から身近に感じている。こどものためと思い参加したが自分も楽しめた」と話していた。
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