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足柄版 公開:2016年12月17日 エリアトップへ

JR小田原駅長を務める 市川 清一さん 松田町松田惣領在住 56歳

公開:2016年12月17日

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選ばれる鉄道に

 ○…1日、約3万4000人が利用するJR東日本小田原駅の第42代駅長を務める。「お客様の安全が第一。安心して利用してもらえる駅にしていくこと」を念頭に置き、今年10月から歴史ある任に就いている。「小田原は旧駅舎を含めて立派な駅というイメージ。歴代の駅長が残したものを引き継ぎながら、私の色も出していかなくてはいけない」。

 ○…生まれも育ちも松田町。幼い頃は山と川に囲まれた大自然が遊び場だった。「松田山を駆け回り、夏は川で思いっきり遊んだ」と微笑む。小田原駅にも当時からゆかりがあり、電車に乗って父母に連れられて映画館やショッピングに出かけた。また城址公園にも足を運び、ライオンや象の迫力に魅了された。「象のウメ子がおりこうで。果物の皮をむいて食べているのが印象的だった。観覧車にもよく乗ったな」

 ○…地元の小中学校で学び、平塚農業高校を経て20歳で入社。横浜支社勤務が長かったが、国府津駅や茅ケ崎駅など勤続35年で数々の現場も経験。中でも駅長を務めた茅ケ崎駅では、発車メロディーの変更と駅ビル「ラスカ茅ケ崎」の建て替え工事に携わったことが思い出だ。

 ○…休日は趣味のウォーキングを楽しむなど地元で過ごすことが多い。松田から小田原アリーナ周辺までの川沿いのサイクリングコースを、景色や空気を感じながら歩くことがお気に入り。「松田山を見ながらゆっくり歩くことが好き。春には桜、6月には紫陽花も楽しめる。鮎釣りをしている人たちも見ながらね」

 ○…「小田原駅としてのおもてなしをしていかなくては」と、週末限定で小田原を発着するリゾート列車「伊豆クレイル」の運行の際には、駅職員をはじめ、ラスカ職員や清掃員などが一堂に見送りをするなど余念がない。「他社に負けず心がこもったサービスを」。この先も利便性が良く、地域に密着した駅を目指し尽力していく。

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