大雄山駅前の複合商業施設「ヴェルミ3」の1階にコンビニ大手のセブンイレブンが出店する。3月末の開業予定。隣接する「ヴェルミ2」でも今年7月にクリニックが開業を予定していることもわかった。
大雄山駅に隣接する「ヴェルミ3」では、昨年10月に居酒屋チェーンが閉店。空き店舗となっていた。
出店交渉が進む1階のカラオケルームは現状のままだが、セブンイレブンの出店にめどがたち原状回復を兼ねた改修工事もこのほど完了した。施設を管理する大雄山駅前開発(株)によると、3月末のオープンに向けて準備を進めている。
コンビニの出店について同社は「駅前が明るくなり防犯効果も期待できる」としている。セブンイレブン側も「災害時の対応なども含め、南足柄市様、大雄山駅前開発様、伊豆箱根鉄道様などと連携して地域貢献につながるサービスを提供していきたい」としている。
小田原百貨店が入る「ヴェルミ2」では4階で新たにクリニックの入居が決まった。今年7月の開院予定で、フロアの半分にあたる約280坪を使用して透析の患者を受け入れる。
化粧品、時計・メガネ、美容院、婦人服、呉服、洋服直しの店が営業している2階ではドラッグストアなどと交渉が進んでいる。
テナント募集中
96年の開業から施設を管理する大雄山駅前開発(株)は資本金の51%を市が出資する第3セクターで、南足柄市長が社長を務めている。
市がホームページで公表している同社の16年度予定損益計算書によると、売上高は対前期比21・9%減の2億1500万円を見込んでいる。売上減は、ユニー閉店と小田原百貨店の開店までの賃料収入の減少が主な要因だという。
ヴェルミは、地上4〜5階建ての全4棟に住居や事務所、ホテル、市施設、店舗、約500台分の駐車場がある。出店に関する問い合わせや報提供は、大雄山駅前開発(株)【電話】0465・73・5997へ。
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