あしがら写中 Vol.14
開成町の新庁舎整備について▽本体工事にかかる向こう3年間の予算を議会が承認したことで新庁舎の建設が本格化する。町長と町、双方の責任を明確にする議決を機に新庁舎整備が全町民の事業になったといえる▽それにしても町民プールが解体され南足柄での出張授業を余儀なくされる開成小の子どもが不憫だ。授業で使用するプールはやはり学校にあるべきで今からでも事業の優先順位を上げて実現に向けた検討を開始するべきだ▽新庁舎整備では投資額への懸念が根強い。どこまでが新庁舎の整備費かも丁寧に公表するといい。再生可能エネルギーによる経常経費の削減効果や新庁舎で町がめざす町民サービス向上の目標も明確化する必要がある。投資額と並べてこうした議論を交わせば町と議会、町民との信頼関係も築けるはずだ▽後顧に憂いを残さず建設するためにも、町長が自ら町民のもとに出向くアナウンスは継続してほしい。免震にゼロエネ、木質化。どんな庁舎ができるか今から楽しみだ。
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