慢性的な消防団員の不足を打開しようと開成町にこのほど「開成町消防組織強化推進連絡協議会」が発足した。府川町長を会長に消防団と自治会長連絡協議会、さらに消防団OBと町内の事業者も加わり、小田原市消防本部の力も借りて消防力の強化をめざす。
開成町の消防団は、団長と副団長2人による本部と特設・一般を合わせて7分団で組織されている。定員は本部3人のほか各分団15人を合わせた計108人だが、2006年度を境に欠員が生じている。
今年4月1日現在の団員数は96人で欠員は12人。県内で定員を確保できているのは小田原と綾瀬、中井、二宮の2市2町のみ。
4月13日に発足した協議会には日本製紙クレシア(株)と(株)明治ゴム化成の社員も参加。15人のメンバーを中心に夏から秋にかけて消防団員の募集キャンペーンなど啓発活動に取り組む。
開成町の消防団員は町内在住の18歳以上45歳未満が対象。
問い合わせは町役場環境防災課【電話】0465・84・0314へ。
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