小田原市栢山に住むスリランカ出身のナナヤカラ・カンチャナさん(50)は寄のサクラマスに魅せられた料理人のひとり。母国スリランカはインド洋に浮かぶ人口約2千万人の島国で25年前に来日した。
昨年まで南足柄市塚原でスリランカ料理店とパン屋を営んでいたナナヤカラさんだが、現在はキッチンカーで営業している。サクラマスについては「刺身でもグリルでもフライでもおいしい。カレーにも合う」と太鼓判を押す。
寄には自家菜園があり、料理に使う野菜は有機栽培、手作りのパンは自然発酵にこだわる。「お店には家族連れのお客さんが多く来ていた。日本で生まれた娘がいるので安全なものを食べさせたい」という。
GWは小田原のわんぱくらんどに出店し、5月5日に寄で開催される若葉まつりにもサクラマスバーガーを販売する。1個350円。
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