開成小学校(山崎恵美子校長)の2年生児童80人が2日、吉田島高校の農業クラブ「野菜部」で活動する生徒2人から野菜づくりの授業を受けた。
2年生は毎年、生活科の授業でナスやピーマン、オクラなどの夏野菜を栽培して手作りの食材を味わう喜びなどを学んでいる。同じ町内に農業を学ぶ吉田島高校があることから、町では幼小中高連携事業として吉田島高校の教員を講師に招いてきたが、今年度からは交流も兼ねて生徒が指導することになった。
この日は3年生で野菜部の部長として活動する三浦直徳さん(3年)と、部員の井口華奈枝さん(同)が小学校を訪問。夏野菜の育て方を学ぶクイズを用意するなど子どもたちの興味を集めていた。
2人は「水をあげる」「雑草を刈る」「虫を寄せ付けない」という野菜づくりのコツを子どもたちに伝授。今後も学校を訪れ子どもたちと野菜づくりに取り組む。
吉田島高校は今年度から名称を変更し、3年間をかけて単位制総合学科から単位制専門学科高校に移行する。今年度は都市農業科、食品加工科、環境緑地科を設置し、専門学科の生徒が入学。2年後には県下初の生活科学科も新設する。
地域との交流にも従来以上に力を入れるという。
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