松田町が取り組む自治基本条例制定に向けた取り組みの一環として、町は7月22日(土)に「自治」をテーマにした講演会を開催する。
専門家2人のほかに、松田町出身の松田町ふるさと大使で、前横浜高校野球部監督の渡辺元智氏を招き「ふるさと松田への想い」などについて語ってもらう。
自治基本条例
自治基本条例は、2000年代に広まった地方分権の流れに対応するため全国各地の自治体で制定が始まった。権限や税財源が国から地方に委譲される前提で、さまざまな決定が地方にゆだねられる時代に備えた対応だった。住民の意思に沿った行政運営を進めるために、自治体の基本的な理念や制度など自治の基本ルールを規定するもの。
神奈川県内では04年に愛川町が最初に施行し、県内33自治体のうち23自治体で施行。県西地域では松田町以外すべての自治体に同条例がある。
松田町では14年に条例制定に向けた町内の検討が始まり、今年9月の意見公募に向けて素案づくりが進んでいる。こうしたなか条例の意義などを広く町民に知ってもらおうと講演が企画された。
町民文化センターで午後2時半から午後5時。県職員と松田町自治基本条例審議会の日詰一幸会長が条例について講演し、渡辺氏も講演する。
問い合わせは松田町政策推進課【電話】0465・83・1222へ。
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