大井町郷土史研究会(清水幸子会長)が2日、大井町生涯学習センターで公開例会を開き、42人が参加した=写真。地域の人に町の歴史を伝えるため毎年公開例会を開催。今年は「地震」をテーマにした。
この日は会員の菊地晃三さん(69)が、旧金田村の役人、山口常吉が書き残した関東大震災の「震災回顧録」をもとに解説。地震で崩れた場所や被害の状況など克明に綴られた記録をもとに被害状況を紐解いた。 菊地さんは「当時は田んぼが一面に広がっていたが、今は住宅が増えた。防災技術や対策は進んでいるが地域の特徴を知って備えることが大切。特に若い世代に知って欲しいので希望があればお話ししたい」と話す。
9月30日にも小田原地震をテーマに開催予定。問い合わせは生涯学習課【電話】0465・83・5409へ。
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