開成町吉田島の松田自動車学校(千村憲一社長)で5日、ふるさと納税の返礼品として開成町に提供した「安全運転サポート講習」があり、納税した東京都世田谷区に住む公務員の男性(43)が受講した。
昨年11月にサイトによるふるさと納税を導入した同町には3月までに約1億円(4748件)の納税があった。自治体による返礼品が過熱するなか、開成町は46品の返礼品を用意。陶芸やルアーフィッシング、安全運転講習といった「体験型」の返礼品に力を入れる。
2万円の寄付で安全運転講習を利用し「10年ぶりに運転した」という男性は、都内から約2時間かけて電車で学校を訪れた。「普段は運転しないが仕事で運転することになりそうで困っていた。路上にも出ることができて良かった」と話していた。
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