南足柄市商工会(笠井進会長)が今年10月に、創立50周年記念事業として『和の祭典 あしがら山車まつり』を開催する。市内各地で受け継がれる27基の山車に焦点をあて、ふるさと回帰を啓発し経済効果をねらう。
南足柄市内に伝わる山車は、それぞれ製作意図や時期が異なるが、苅野の足柄神社や岩原の八幡神社、斑目の福沢神社や、道祖神の祭礼などで巡行した。
商工会では、古くは江戸後期から明治、大正、昭和を経て地域に伝わる山車と、伝統芸能として独自の進化を遂げた「足柄ささら踊り」「足柄ばやし」などを一堂に会する新たなイベントを開き、地域の魅力を再発見して、広く内外に発信してふるさと回帰や市域の観光振興などにつなげたい考え。
8月12日
イベントは8月12日(土)のプレ祭事と10月22日(日)の本祭の2部構成で企画が進んでいる。
8月12日には南足柄市文化会館で「子どもたちによる南足柄伝統芸能発表会」(午後1時30分開演)を開く。会場は小ホール。
現存する27基の山車をパネルに収めて会場に展示し、地域の子ども25人が「足柄ばやし」を披露。足柄高校ダンス部も出演する。入場無料。
10月22日
本番の10月22日は、屋外での祭り。県道74号小田原山北線の山崎交差点付近を通行止めにし、市内の山車を集結させお囃子や和太鼓の演奏とともに展示・巡行する祭りとする。
一連の催しは、神奈川県商店街魅力アップ事業の採択を受け開催される。
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