南足柄市社会福祉協議会(森住敏逸会長)が21日、夏休みを過ごす小中学生に、車いすでの生活を体験してもらう催しを開いた。
この事業は、車いすを利用する障害者や高齢者の目線に立ち、その日常を疑似体験することで、思いやりの心を育む目的で毎年この時期に行われている。
この日は小学3年生から中学1年生まで20人が参加。文化会館の隣にあるりんどう会館から550メートル先の大雄山駅まで移動し、駅で電車の乗降を見学して駅の西側にあるローソン南足柄飯沢店などへ向かい店で買い物を体験した。
介助者と利用者の立場から学んだ小学4年生の女子児童は「ちょっとした段差でも揺れた。坂道は車いすが重く感じた」と話した。
主催した社協は「体験を機に困った人がいたら声をかけられる環境づくりになれば」と話していた。
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