足柄版 掲載号:2017年8月5日号
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伝統芸能発表会と山車(だし)まつりの開催準備に奔走する

新谷(しんや) 一文さん

南足柄市関本在住 66歳

郷土の文化を次世代に

 ○…南足柄市に現存する山車(だし)に焦点をあてた『山車まつり』が、今年10月に初めて開催される。8月12日にはプレイベントとして『子どもたちによる南足柄伝統芸能発表会』が企画されている。文化会館を会場に、こども足柄ばやしの披露や、山車、ささら踊りのパネルを展示して機運を高める。この発表会を主催する南足柄地区青少年健全育成会の顧問として運営に尽力している。「27基もの山車(だし)がある地域はそうない。地域がいかに素晴らしいか知ってほしい」と意気込む。

 ○…横浜市磯子区生まれ。子ども神輿から肩を入れ、祭りをこよなく愛す。近所のアメリカ人家族との交流から自然に英語が身についた。米軍の本牧ベースキャンプでアルバイトし、アメリカ人相手に一人でバーを回した。「今しかできない」とプロのバンドマンとして全国行脚したこともある。23歳で外資系の会社に就職。40歳の時「もっと学びたい」と中央大学法学部に入学し、働きながら9年かけて卒業した。

 ○…25歳で結婚。第一子誕生後に奥さんの故郷、南足柄へ引っ越し約40年が経った。石碑などが多く残る地域の歴史に興味を持ち、祭りで見た「山車の豪華絢爛さ」に祭り好きの血が騒ぎ調査に没頭した。「タイムスリップしたみたいで楽しくてしょうがない」と国会図書館の文献を読み込むなど、今では「何か書いてある」という山車の調査依頼や講演活動にも取り組んでいる。

 ○…サッカーチームのコーチにはじまりPTA、自治会、青少年指導員、育成会など地域での活動歴は30年以に及ぶ。定年退職した今は、より多くの時間を地域に注いでいる。限られた予算で開催する12日の発表会に向けて、パネルやパンフレットを地道に手作りするなど準備に余念がない。こうした活動について「自分の子どもも世話になった恩返し。昔からの風習や慣習を守り、次の世代へ伝えていけたら」という。
 

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