JR御殿場線「山北駅」前にある、ふるさと交流センター2階にきょう26日(土)、鉄道資料館がオープンする。午前11時からセレモニーが行われる。
鉄道資料館は、昨年10月のD52形蒸気機関車(愛称デゴニ)を動かす式典「D52奇跡の復活」で、湯川裕司町長が「鉄道遺産を活用して元気がでるまちづくり」の取り組みのひとつとして掲げていた。
今年1月に資料館を開館する方針を固め、鉄道資料の提供を呼びかけたところ、昭和30年代に着用されていた制服や写真、カンテラと呼ばれる合図灯、手作りの模型など260点近くが集まった。
運営は山北駅で切符販売や観光案内を担う「NPO法人情緒豊かな町づくり」(荻野治久理事長・14人)が町から委託された。会場は20平方メートルと限られているため数カ月ごとに資料を入れ替えて展示する。
館長は元国鉄職員でNPOの顧問を務める柳川高雄さん(88)に決まった。柳川さんは今年3月に町が初めて開催した鉄道遺産巡りツアーで解説者を担当した有識者でもある。
柳川さんは「たくさんの鉄道の逸話がある。子どもたちに伝えたい」と話す。
資料館は毎週土・日曜日と祝日の正午から午後4時まで開館。入場無料。
14時から朗読会
26日午後2時から交流センターで山北町鉄道公園に保存されている蒸気機関車「D5270」を題材にした絵本の朗読会も行われる。
問い合わせは町商工観光課【電話】0465・75・3646へ。
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