開成町金井島のあしがり郷瀬戸屋敷で9月30日、”発酵”の力を活用した食品を開発、販売するプロジェクト「はっこう大作戦」がスタートした。女性を中心とした50人の参加者が4つのグループに分かれ座学と意見交換を重ね、来年春の「ひなまつり」でオリジナル商品の販売をめざす。
今年4月に瀬戸屋敷の指定管理者となったコンサルタント会社(東京都渋谷区)は、隣接する瀬戸酒造店を子会社化し日本酒の自家醸造を37年ぶりに再生させる取り組みを進めている。
こうしたなか醸造に用いる”発酵”に着目し、味噌や甘酒、ヨーグルト、納豆などについて「学び、味わい、考え、つくる」をテーマに全5回のプログラムを設け、参加者を募集した。
30日の第1回目は東京農業大学生物科学部の穂坂賢教授を講師に招き座学を開き、「こうじ」をテーマに甘酒と味噌、塩麹について知識を深めた。飯米と酒米、それぞれで作った甘酒や醤油麹、塩麹を試食もした。
酒造りを通じて交流する吉田島高校の食品加工部の生徒2人も甘酒づくりで講座の運営に参加した。
次回は乳酸菌について知識を深め、3回目からは商品づくりに向けたワークショップに挑む。
カフェオープン
瀬戸屋敷はきょう7日(土)にオープンする「カフェ・ハッコ」を「ビジネス基地」として活用し、瀬戸酒造店と連動したモノづくりや体験事業を展開するという。
取り組みやカフェなどに関する問い合わせは瀬戸屋敷【電話】0465・84・0050へ。
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