「鉄道の日」のきょう10月14日(土)に、山北町で「鉄道の町山北D52フェスティバル」が行われる。同日に駅前商店街で開催される「やまきた夕市」と連動したパンフレットの作成や共通イベントを企画して、「鉄道の日」に山北駅周辺を周遊できるよう工夫されている。
D52フェスティバルは、昨年10月に半世紀ぶりに動き出したD52形蒸気機関車(愛称デゴニ)を中心にしたイベント。今回は「子どもから大人までが楽しめる一日」をテーマに山北鉄道公園周辺で開催される。午前11時から午後4時まで。
D52の運行(午後1時、午後2時、午後3時、午後3時50分)やD52関連グッズの販売のほか、ミニSLやエアー遊具、プラレールのジオラマやマスコットキャラクター「でごにぃ」の塗り絵など、子ども向けの内容を増やした。
今年8月に開館したふるさと交流センター2階の「山北町鉄道資料館」は、14日と15日(日)の正午から午後4時まで、御殿場線に関する資料の展示を中心に大人も楽しめる内容になっている。
「魅力を知って」
御殿場線の線路を挟んで向かい側の駅前商店街では午後1時から午後5時まで地元商工業者らによる「やまきた夕市」を開催し、「D52フェスティバル」の会場を結ぶスタンプラリーも行う。町商工観光課の竹内祐二さん(32)は「せっかく同じ日に行われるので、両方の会場に足を運んでいただけるようスタンプラリーを企画した。山北町の魅力を知ってほしい」と話す。
パンフレットも両会場を行き来しやすいように地図を取り入れた。担当したのは山北町山北に住むデザイナーの山田肇さん(57)。
イベントを盛り上げようと、自身が営む「やまきたスタイルさくらカフェ」でも15日まで山北町出身の水墨画家、野地悌子さんの御殿場線に関する作品を展示する(午前11時〜午後5時)。
夕市には、地域の飲食店や県内各地から約30店舗が出店する。デゴニとコラボレーションした石炭黒飴や関連本、饅頭やこの日から発売する「俺たちのD52」のボトル酒とおちょこをセットにした新商品、クマよけの鈴なども販売される。
問い合わせは町商工観光課【電話】0465・75・3646へ。
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