小田原市・南足柄市「中心市のあり方」に関する任意協議会の第9回会議が10日、小田原市内で開かれ、予定した25項目の「重要項目」の協議を終えた。
任意協議会は、人口減少や少子高齢化により弱体化が懸念される両市の見解が一致して昨年10月に始まった。「合併」「中核市移行」「周辺自治体との新たな広域連携」をテーマに委員33人が事務局案を協議した。
今後は両市がそれぞれの市民に説明したうえで、市民が合併の可否を判断するための環境づくりに取り組み、市民の意向把握を行う。手段については未定。
協議会の会長を務めた加藤憲一小田原市長は「協議の成果を生かすためにも次のプロセスを進めていくべき」と合併への意欲を示した。南足柄市の加藤市長は「市民の声を冷静かつ丁寧に聞いていきたい」と述べるにとどめた。
説明会
協議会の終了を受けて南足柄市は、2市任意協議会の協議結果に関する市民説明会を開催する。
2市協議会事務局が作成し、9月1日号の広報みなみあしがらと同時に配布される市民周知用の冊子に基づき説明する。
説明会の開催日程は次のとおり。▽9月6日(水)午後7時〜岡本コミセン、▽9日(土)午前10時〜福沢コミセン、▽9日(土)午後7時〜市役所、▽13日(水)午後7時〜内山公民館、▽18日(月)午後3時〜岩原公民館、▽19日(火)午後7時〜市役所、▽21日(木)午後7時〜中部公民館―。
問い合わせは企画課【電話】0465・73・8001へ。
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