山北町平山の古瀬晴雄さん(65)のみかん畑でリュウゼツランが茎を伸ばし、黄色い花を咲かせている。
メキシコ原産のリュウゼツランは数十年、花が咲かないため「センチュリープラント(世紀の植物)」ともいわれる。根の部分の搾り汁を発酵させ蒸留、熟成させるとテキーラになる。
古瀬さんによると、1981年に70歳で他界した父・行雄さんが植えた。「50年以上は経っていて、株も葉も大きくて何度も切ろうと思った」が、今年6月に「太いアスパラのような茎」が出てくると、タケノコのようにぐんぐんと伸び、7月末に花が咲いた。
茎の高さは8メートルで花が咲くと枯れる。古瀬さんは「まさか花が咲くとは」と、リュウゼツランの急成長に目を丸くしている。
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