神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2017年12月9日 エリアトップへ

「千津島花紀行」の創設メンバーで事務局長を務める 瀬戸 忠さん 南足柄市千津島在住 72歳

公開:2017年12月9日

  • X
  • LINE
  • hatena

故郷に彩りを

 ○…春は春めき桜、夏はハナアオイ、秋は酔芙蓉と彼岸花―。田園風景に四季折々の花が彩る地域づくりを20年以上続けてきた。”スープの冷めない距離に住む”高橋会長とは親の代からのお付き合いで、「会長を支えたい」と事業計画や市との打ち合わせ、PR活動などを担当している。会長は「組織の調整役で縁の下の力持ち。なくてはならない存在」と全幅の信頼を寄せている。

 ○…生まれも育ちも千津島。田んぼのあぜ道を歩き小学校へ通った。放課後は仲間と木登りや、小刀で削った竹でチャンバラごっこをして駆け回っていた。大学は商学部に進学。教職課程も専攻して高校の商業と社会科の免許も取得した。友人の誘いで「あがり症なのに」演劇部に入部。1年生のときから舞台に立った。東京の西仏会館や明治安田生命ホールで演じたこともある。卒業後は南足柄市役所に奉職し、税務、財政、上下水道、福祉関係など幅広く担当した。

 ○…25歳から職場の同僚に絵を習うようになった。「油絵は永久に残せる。塗り方で立体感がでるのも楽しい」と話す。南足柄市美術協会では副会長を務め、2つの絵画グループでそれぞれ月2回、講師を務めている。最近の題材は「魚」で特に深海魚に魅力を感じ、沼津港深海水族館に通いデッサンする。「生き物は見る角度でいろいろな表情があるから面白い」

 ○…名もなきボランティア団体からあしがら花紀行千津島、千津島花紀行と何度か名称は変わったが「魅力ある地域にしたい」というメンバーの想いは変わらない。年3回、開花時期に合わせて祭りを開催。模擬店を出して来場者を迎える。遠方から訪れるファンも多く、「たくさんの花を咲かせてお迎えしたい」という。「メンバーが皆、千津島が好きだからできる活動」。その思いを大切にしたい、もっと多くの人に知って欲しいと今後はもっとPRしていきたいという。

足柄版の人物風土記最新6

遠藤 克也さん

松田警察署の署長に就任した

遠藤 克也さん

松田町在住 59歳

4月13日

佐々木 朋美さん

文命中学校での部活動地域移行の現場管理責任者を務める

佐々木 朋美さん

開成町中之名在住 53歳

4月6日

望月 洋子さん

ソーラン山北実行委員会の委員長を務める

望月 洋子さん

山北町岸在住 57歳

3月30日

川瀬 明宏さん

松田道祖神太鼓研究会の代表として伝統の復活を目指す

川瀬 明宏さん

松田町在住 84歳

3月23日

菊間 みづきさん

3月24日に定期演奏会を行う足柄高校吹奏楽部の部長を務める

菊間 みづきさん

小田原市在住 18歳

3月16日

佐久間 善弘さん

山北町地域文化遺産活性化実行委員会の代表を務める

佐久間 善弘さん

山北町山北在住 59歳

3月9日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook