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最新号:2012年1月27日号

湯河原町

学童を通学路の遮熱から守る

公共入札では全国初、公道に遮熱塗料を塗装
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2010年8月27日号

公道に塗られた「ヒルムA」
公道に塗られた「ヒルムA」

 湯河原町(冨田幸宏町長)で、町道に遮熱効果の高い塗料の塗装工事が行われる。ヒートアイランド現象抑制の手段として注目が集まるこの遮熱塗料は、ヤブタ塗料(株)(薮田直秀社長、本社・小田原市)の効果レポートが決め手となった。公共入札工事での遮熱塗料の道路塗装は、全国初。猛暑が続いた今夏に施工されるだけに、全国からも注目を浴びそうだ。

 塗装されるのは、関西ペイント(株)が開発した環境配慮型路面遮熱塗料「ヒルムA」。路面に塗装すると夏場の表面温度を10度以上下げる効果がある。フジテレビの人気番組「ザ・ベストハウス1・2・3」の“モノスゴイ塗料”の第1位で紹介され話題を呼んだ。ヒートアイランド現象抑制の手段として、これまでに鈴鹿サーキット内の遊園地や北海道の動物園、静岡県の小学校の校庭、プールサイド、遊歩道などで採用されている。

 湯河原町では、土肥の葬祭業者・(有)茂登山商店が夏場の葬儀参列者が地面からの照り返しによる暑さを少しでも軽減できれば、と塗料販売店のヤブタ塗料(株)に相談。09年度に町から許可が下りたことから「ヒルムA」の塗装を行った(当時、自費での公道遮熱塗装は全国初)。

 ヤブタ塗料(株)は遮熱効果の追跡調査を行い、夏場、65〜70度ほどになる路面の表面温度が15度ほど下がるなど効果実績が出た。同社では、湯河原町に調査レポートを提出。同町環境都市部では、調査結果を受け、車道ではなく、通学路のスクールゾーンに塗装することで、子どもたちを照り返しの暑さから守ることが出来るのでは、と入札を行うことを決定。民間実績を確認し、入札。落札業者は、(株)霧島塗装(小田原市)二決定した。

 遮熱塗料が塗装されるのは、町道に面している町立吉浜小学校の通学路で、歩道を含めた幅員が5・5〜6mの約500mの区間。工事は8月30日から1週間程度行われる予定。なお他の2つの小学校は県道に面しているため、塗装の予定はないという。

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