入生田と幕山、9年後「直結」へ 全長17㌔広域農道計画 今月1日から一部供用始まる
県が建設している広域農道(全長17㌔・幅7㍍2車線)のうち、小田原市入生田の太閤橋〜石垣山農道の1・8㌔と湯河原、ゆめ公園〜真鶴町内区間の2・5㌔が、4月1日から通れるようになった。
総工費187億円をかけた計画の目標は、平成31年に入生田〜幕山公園付近を一本の道で結ぶことだ。これから用地買収という区域もあるが、実現すれば海側の国道135号線とともに、湯河原と小田原を結ぶ主要幹線となる。
走れるようになった道路の脇には江戸城の石垣を切り出した「早川石丁場群」もあり、小田原市では散策路を整備する予定。石垣山農道に接続しているため、生命の星地球博物館〜一夜城跡〜早川漁港といった回遊も増えそうだ。
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