かわいいな たべたいな 箱根の森小児童がヒメマス放流
箱根の森小の児童54人が、17日にヒメマスの稚魚2千匹を芦ノ湖に放流した。放流は統合前の箱根小学校時代から受け継がれている入学記念行事。稚魚は体長9cmほどで芦之湖漁業協同組合が今年1月に孵化させたもの。2年後には体長40cm前後に育つ。組合職員は鮭オニギリを取り出し「ヒメマスは鮭の親類で開きにして食べると美味しい。食べたら思い出してね」と紹介。「大きくなれ」の掛け声を合図に、児童がバケツを傾けると稚魚は踊るように水中へ。放流を終えた1年生の駒育実さんは「食べてみたい」と笑顔を見せていた。