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前開成町長 露木氏衆院選へ 県知事選を経て、17区から国政目指す

公開:2011年6月24日

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国政への決意を語る露木氏
国政への決意を語る露木氏

 前開成町長で、4月の神奈川県知事選挙に挑み次点で敗れた露木順一氏(55)が、衆議院神奈川県第17区(小田原市など3市8町)から無所属で出馬する意思を本紙の取材で明らかにした。露木氏が国政へ挑戦するのは15年ぶり。

―国政への転進を決めた時期ときっかけは?

 露木「県知事選では、人口や経済力で勝る横浜や川崎等と、自力で経済を再生することの難しい県西地域の格差をまざまざと感じた。この差を埋めていくには、強力な指導力を持つ国会議員が先頭に立ち、相模川以西の首長を取りまとめて意見を発信していかなくてはならない。それができるのは自分だと考え、選挙後の早い段階から”次は国政”と決断していた」

―進路を国政とした理由は

 露木「現在の内閣不信任案を巡る一連のドタバタ劇や主義の一貫しない議員等の姿を見て、政治の劣化を感じた。また震災を通じて、実力者と呼ばれている政治家たちの限界が見えた。ここで”真の政治家”が出て、国政に新しい血が入っていかないと日本は沈没する」

 前回(2009年)の衆院選は、民主党の神山洋介氏、自民党の牧島かれん氏、無所属の井上義行氏(現みんなの党)、幸福実現党の中野淳子氏の新人4人が争い、神山氏が当選した。

 露木氏は開成町出身。小田原高、東京大学教育学部を卒業後、NHKに入社し報道局政治部記者として国会、自民党などを担当。96年に17区衆院選に出馬し、河野洋平氏に敗れる。98年に開成町長に初当選し、以後4期連続で無投票当選。4期目の任期中に県知事選に立候補し、黒岩祐治氏に敗れた。
 

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