9ホテルで統一プラン「箱根スパリゾートコンファレンス」販売 箱根全山で呼び込め 会議&研修
箱根での研修・会議のプランの誘致を推進しようと、箱根のホテル9施設の関係者が小涌園に集った。この「箱根SRC協議会」(梶原宏氏会長)は昨年4月に富士屋ホテル(株)、(株)小田急リゾーツ、藤田観光(株)、(株)プリンスホテルの大手ホテルグループと、町役場などで結成した組織。同会が打ち出しているのが統一プラン「箱根スパリゾートコンファレンス」だ。1泊3食と、AV機器、会議室(10時間まで)、飲み物やお菓子などのサービス、プランナーなどをパッケージしたもので、ホテルごとに異なった料金を提示するというもの。販売が本格化しかけた矢先に東日本大震災が発生したが、キャンセル続出の逆境の中で18件、1千万円を超える利用に結びつけた。プランの利用は30〜50人規模が多く、最近は首都圏のIT企業の利用が増えつつあるという。
協議会はこの大手4社9ホテルで成り立っているが、今後は小さな旅館もメンバーに取り込む構えだ。仮に会議室をもたない旅館でも、社会教育センターなど町施設の会議室(有料)とセット化すれば会議や研修は受け入れ可能―といった提言もある。パネルトークの席上、町側は「町施設が企業に活用される想定はあまりなかったがぜひ商品にとり入れて」と語っていた。
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