湯河原出身「さわゆき」艦長 福浦港から町長訪問
海上自衛隊の護衛艦「さわゆき」が先月24日に福浦沖に停泊し、渡邉雄一艦長(43)が故郷に来訪した。渡邉艦長は湯河原中時代に「社会の役に立ちたい」と思い始め小田原高校を経て防衛大に入った。湯中時代は陸上部だったという。普段さわゆきは横須賀を拠点に相模湾や伊豆大島近隣で訓練しているが、福浦上陸は初めて。今回の来訪は災害支援などに備えた港湾の確認も目的としており、表敬訪問を受けた冨田幸宏町長は「湯河原は災害時に陸の孤島になる恐れがある。把握はありがたい」と話していた。