地元園児の手形を鱗に 箱根湯本 天成園に手作り鯉のぼり泳ぐ
箱根町湯本の天成園では、26匹の鯉のぼりが風に揺られ泳いでいる。須雲川に架かる橋の両脇に並べられた鯉のぼりのうち、16匹は手形を鱗に見立てた手作りのもの。宿泊や日帰り温泉に来たお客さん約1000人と、地元の箱根湯本幼児学園、小田原市の五百羅漢保育園に通う園児たち合計200人の手形で彩られている。
オープンして3回目の子どもの日を迎えた今年、「地元の人やお客様に参加して楽しんでもらえる企画を」と、社長の目黒俊男さんが発案。河川を渡すことも考えたが、まずは第一歩として橋の上を泳がせることに。「子どもたちの手形は成長の記念にもなり、喜んでもらえました。将来的にはたくさんの手作り鯉のぼりで河川を飾り、まちの活性化に貢献できれば」と、スタッフは話している。
鯉のぼりは今後も増える予定で、5月末まで見ることができる。