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「箱根八里」滝廉太郎ゆかり 岡城址の箱根ユリもうすぐ見頃に

公開:2012年6月22日

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滝廉太郎が愛した岡城址
滝廉太郎が愛した岡城址

 「箱根八里」で知られる明治の作曲家・滝廉太郎が少年時代を過ごした大分県竹田市の岡城址で、箱根ユリが開花を迎えようとしている。球根は箱根町議会と、NPO法人ときめき箱根が寄贈し、現地の子供たちによって植えられたもの。

 滝廉太郎は少年時代に竹田市で暮らし、岡城跡は遊び場だった。その影響もあってか、明治34年(1901年)に名曲「荒城の月」も作曲している。箱根ユリは岡藩四代目当主・中川久恒が参勤交代の際に藩の飢餓時の非常食用として持ち帰ったとされ、八代目当主久貞は、墳墓にユリを植えるよう遺言を残したという。岡城には昭和に入った後もユリが植えられていたが、獣が食べてしまい激減していた。

箱根町議員、NPOが寄贈

 2年ほど前、箱根町議会の会派・至誠会のメンバーが竹田市を視察することになり、江戸時代からの「縁」で意気投合。訪問と同時に球根50個を寄贈したほか、昨年も球根100個が贈られた。球根は今年1月、同市のしらゆり幼稚園児と竹田市女性連絡協議会の手によって岡城の籾倉跡に植えられ、すくすくと育っている。見頃は7月上旬の予定。
 

球根を植える竹田市の子供たち(今年1月)
球根を植える竹田市の子供たち(今年1月)

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