吉浜小のひまわり空へ 被災地への思いなど書き添え
吉浜小学校で、今年卒業の6年生87人が校庭で収穫したひまわりの種を空に放った。風船には自分たちの将来の夢、そして東日本大震災で行方不明になった人々が早く家族のもとに戻れるよう、願いを書き添えた。種は18年前の阪神淡路大震災で亡くなった加藤はるかさん(当時11歳)の自宅跡地に咲いたひまわりの子孫。近隣の人たちが育てて増やした種は「はるかのひまわり」と呼ばれ、全国で育てられている。同校でも花に込められた思いをつなごうと、昨年から譲り受けた種を校庭で育てていた。