赤潮光る 真鶴の琴ヶ浜
国道135号線沿いの海岸に3月27日から赤潮が発生し、真鶴の琴ヶ浜や岩海岸、湯河原の門川付近などで日没とともに青い光を放った。気温上昇などで大量発生したプランクトンで、普段は赤茶色の浮遊物で、触ると生臭い。夜になると波の衝撃を受け発光する。漁業関係者によれば「風に吹き寄せられ港にたまって困る。夜間赤潮の上を通ると漁船の航跡が青い筋になる」。県水産技術センター(小田原市)によると「発光メカニズムは酵素の反応によるものでウミホタルと同じ現象。光る赤潮は例年1〜2件報告があるが漁業への影響は稀」という。