熱海市長も頼朝に変身
伊豆山神社で16日まで例大祭が行われ、斉藤栄熱海市長が源頼朝に扮して数百段の石段を下った。傍らには政子役の淳子夫人が寄り添い、参道脇から盛んにカメラが向けられた。同神社は平家の手により伊豆国に流された源頼朝が源氏再興を祈った場所。箱根神社とともに「二所権現」として崇敬した。また伊豆山は頼朝と政子の出会いの地とも伝えられており、ふたりが座ったという石も境内に残されている。神輿4基は国道135号線付近まで下った後、長い坂を神社に向かって渡御。かつぎ手たちが苦しげな表情に汗をにじませ、最後の長い石段を上りつめると「よくやった」と拍手が起こった。