洋野町の魚網受け入れ 全ての自治会に説明
箱根町が5月13日、被災魚網の受け入れについて町内全自治会の代表者に対して説明会を開催した。
各地域からは2名ずつ計10人が出席、町によると反対意見はなかったという。町では4月下旬に処分場のある畑宿の住民30人に対し説明会を開いており、この席でも大きな反対はなかった、としている。県は岩手県洋野町の魚網1千トンの受け入れを国から求められていたが、今月初旬に300トンに下方修正された。洋野町は福島原発から300Km以上離れており(福島〜箱根間は約250Km)、魚網の放射能は検出限界値20ベクレルに満たない。4月上旬に箱根町が最大100トンの受け入れを表明、最大200トン分を今月10日、南足柄市が受け入れ表明した。箱根町が受け入れ先としている処分場の空き容量は2万9千㎥分で、これまでの埋め立ての約13年分に相当。具体的な搬入時期について環境課は「今後詰めてゆく」としている。