高校柔道 湯河原育ち、県で上位独占 相洋高校の吉田さんと二見さん
4月27日に県立武道館で行われた関東大会県予選個人の部で、湯河原出身の吉田大翔(ひろと)さん(相洋高校柔道部3年)が優勝、二見省吾さん(同・2年)が準優勝、上位2人までの県代表の座を独占し関東大会出場を決めた。吉田さんは小学校時代に体質改善のために柔道を開始。父が柔道経験者だった二見さんも小学生から始め、ともに湯河原柔友会(ヘルシープラザ)に通っていた。個人戦は無差別。4ブロックでトーナメントを行い、各ブロックの優勝者4人のリーグ戦となった。吉田さんは5試合で勝ち星をあげ、同じくトーナメントを勝ち上がった二見さんとリーグ初戦で対戦した。「コンディションが上がっていた」という二見さんと吉田さんは互角の戦いをみせるが、終盤、吉田さんが「払い腰」で1本勝ち。東海大相模・桐蔭学園の選手にも勝利し3勝をあげ優勝を決めた。初優勝を飾った吉田さんは「決勝リーグは強さがグンと上がり、スタミナが切れたが気合いで乗り切った。とにかく嬉しい」と笑顔。二見さんも残りの2試合を開始1分で1本勝ちし準優勝を果たした。関東大会は6月1・日に山梨県甲府市で開催される。