東台福浦小「大きく育って」 ヒラメ5千匹水底へ
東台福浦小学校の4年生児童24人が11日に漁船に乗り、ヒラメの稚魚5千匹を海に放った。学校の地域学習の一環で、今回が初の開催。近くの福浦漁協が栽培漁業の一環として稚魚の放流を始めたこともあり、学校側と意気投合し実現した。海斗丸に乗った児童は湯河原海岸から1Km離れた海でザルを手に次々に放流。水底に消えてゆく稚魚に手を振っていた。参加した松尾佳哉君は「ヌルヌルしてて可愛かった。天然の魚についてもっと調べたい」と笑顔。稚魚が獲れるほど育つのは約2年後で、船員たちは「今度お買いものに行ったら、魚の産地もチェックしてみて」と呼びかけていた。