真鶴 夜も光る避難表示 町内18カ所・海抜10m地点に設置
真鶴町で先月中旬、港や海岸の近くの道路脇などにポール型の海抜表示(10m)が続々とお目見えした。高さは80cm、すべて蓄光型で夜間に地震や津波に見舞われても目立つのが特長だ。
ポールが設置されたのは海岸線近くの18カ所。さらに今月末にかけて、ポール近くの地面にシート型の避難誘導表示(18カ所)も貼る予定。これも蓄光で日暮れ後に12時間ほど光るという。すでに町内には電柱の側面に海抜表示がついているが、東日本大震災の後から複数の町議が夜間の被災や暗闇の中での避難の難しさを指摘、夜間の避難訓練なども提案していた。町によると今回の設置費用は18カ所で200万円弱という。
隣の湯河原町では震災後海抜表示板(海抜を3色分け表示)が70カ所以上増設されたが、9月議会の一般質問では議員から蓄光表示やソーラーパネルを使ったLED発光型表示の導入を求める声も上がっている。
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