歌い初めはダイアナ・ロス 芸妓ユニット熱唱
新年の一曲目はダイアナ・ロスの「ドリームガールズ」―箱根湯本の芸妓ユニット「婆沙羅」が9日、湯本富士屋ホテルで開かれた芸能組合の新年会「華のにぎわい」で、異色の洋楽バンドを披露した。一般からも参加者を募る新年会はリピーターが多く、7回目の今年はチケット発売後数日で完売する人気ぶりだった。当日は関係者も含め350人の大入りに。舘美喜子組合長は「新しいものを取り込み、セールスポイントを見極めるため努力したい」とあいさつした。
芸妓衆は普段の稽古に加えて数か月前からサックスなども練習していたという。和洋折衷のライブを撮ろうとステージの周りにはカメラマンが集まっていた。