真鶴・瀧門寺境内に”花の御堂” 今日は仏陀の誕生日
真鶴町岩の瀧門寺で8日、仏陀の生誕日にあたる「降誕生会」が開かれ、信徒や住民が境内に集った。
川口仁齊住職はお経の後「お釈迦様が最初に言った天上天下唯我独尊という言葉は自分ひとりだけが偉いという意味ではない。かけがえのない自分の命を大切にしなさい、という教えです」と解説。仏陀が生まれた時に華や甘露が降ったことにちなみ、境内には花で飾った御堂が置かれ、小さな仏像に参加者が優しく甘茶を注いだ。住職によると昔は近所の花を摘んで屋根を飾りつけていたという。