貴船まつり準備着々 毎晩花づくり、囃子船も新調
真鶴町で今月27日・28日に開催される貴船まつりに向けた準備が、関係者の手で着々と進んでいる。今月1日から貴船まつり囃子保存会のメンバーが毎晩、仕事の後に5色の花を手作り。目標は今月下旬までに750個。囃子船や町内巡行用の車を飾る。以前は紙で作り、霧吹きで色を吹きつけて作っていたという。
国指定重要無形文化財「貴船まつり」は、27日は10時半ごろから小早船の進水式が行われる。1時半ごろ貴船神社で神輿発輿式。大勢の担ぎ手たちが神輿とともに石段を下り、海上渡御に向かう。27日夜7時半からは宵宮イベントとしてツートン青木プロデュース「ものまねそっくりさん大集合!」が真鶴港で開催。28日は花山車や鹿島連、神輿連が町内を巡行、夜7時40分に神輿は夜の水面を艶やかに照らしながら海上渡御し、その後貴船神社の石段を駆け上がる。