土木遺産 旭橋に落書き
箱根湯本と塔ノ沢の間にある旭橋と新旭橋に4カ所の落書きが見つかった。いつ書かれたのかは不明だが、同じ色と同じ綴りのアルファベットがスプレーで殴り書きされている。旭橋は昭和8年に造られたアーチ橋で、湯本温泉街の魅力のひとつ。9年前に函嶺洞門(現在は通行不可)とともに日本土木学会の土木遺産に指定されたほか、かながわの橋100選にも選ばれている。箱根町内の国道では138号線碓氷洞門(宮城野)の壁面にも幅2mほどにわたり大きく落書きされた。 国道を管理する県小田原土木センターでは「現場で消せる落書きにはすぐ対応したい。危険防止などすぐ対応しなければならない案件もあり、優先順位を決めて検討する」と話している。