箱根・湯河原・真鶴版
公開:2014年12月19日
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第91回箱根駅伝の往路優勝トロフィー(高さ33cm)が、12月中旬に箱根町の工房で完成した。
作者は18年前から毎年トロフィーを担当している金指勝悦さん(74・金指ウッドクラフト)。ミズキやポプラなど8種類を組み合わせて削り出した寄木製で、今年は台座部分には北條鱗(うろこ)をあしらい、その上に出場校を表す20枚の花弁が開く。上下をつなぐ「中継地点」には小田原市の木である黒松を使い、トロフィー全体で5区・6区を表現、さらに神山や駒ヶ岳、外輪山のイメージを重ねた。
「毎年優勝校をゴール地点で待ってます。今年も感動させてほしい」と金指さん。トロフィーは2日の往路大会で箱根の山口町長から優勝校に手渡される。